特集 EMと家庭菜園  
「えむえむ関東101号」より
=EMネット栃木=
EMエコ活動 バラ栽培での事始め 
EMエコの会・とちぎ代表  多賀谷 公久
 
 
 多賀谷バラ園と見学に見えた皆さん
 
私が会員なっている
小山ばら会主催のバラ展で
 

EMを活用してから今年3年目の初心者です.
 これから深く研究しバラを中心に、
 地域の環境改善にも役立てられればと
 考えています。
我が家の庭には現在300本程のバラがあります。
妻が育てるバラの管理を手伝うようになりましたのは、平成15年頃からです。主に、月3回のバラ消毒係りが私の管理担当でした。当時、消毒剤等はバラ会研究会で教えて頂いた通り散布していました。
平成22年6月にEMエコの会佐野の存在を知り、定例講習会に参加しEMと出会いました。
花づくり、野菜作りに非常に効果が有り、肥料もEMを活用できる事を初めて学習したのです。すぐ隣接のEMエコの会・佐野の会員になり、講習会・講演会に参加しEMが環境にやさしい、肥料・洗浄剤等に力が有る事を知りました。 第一に感心があったことは、我が家のバラを美しく咲かせる事。第二に、月3回の消毒を環境にやさしい消毒で、バラに付く害虫を駆除できないかと強く考えました。

平成23年に入り、県内エコの会の場で質問を投げかけ「EMネット栃木」の方からストチュー5号(防虫剤)の使用を知りました。これはEM1、糖蜜、食酢、焼酎、ニンニク、唐辛子で作る嫌菌・嫌虫剤です。人・動物には無害の液体(嫌虫剤)です。教えて頂いた通りに作り、平成23年10月頃からバラに散布しました。散布はバラ会の消毒間隔と同じ1回/10日としましたが、1ヶ月もするとバラの葉は落葉し、バラの咲き方も悪く成ってしまいました。
それでも、続けましたが、24年の春バラの咲きが悪く家族に疑問を投げかけられました。バラの肥料はEMボカシ使用生ごみ堆肥と、バラ会において、協同作業で作ったEMボカシ肥料でした。とても完璧な肥料です。
実は「微生物の活用と土作り」の講演会の中で生ごみの堆肥化と塩分障害と有りましたが、家庭用生ごみは、残飯類に塩分はほとんど無いので塩分障害はないと思います。
バラの葉が落ちてもバラの花は咲きました。しかし、葉が少ないバラはもう止めてくださいと、家族に懇願され止むお得なく、家の庭はバラ会指南の消毒を月1回する事に成ってしまいました。
葉が全部落ちた訳でもありません。バラの品種により違っていました。肥料はEMボカシ肥料です。確実に良い事が実証できたのです。尚、「地球を救う大変革」を読み、p86の病害虫と益虫の違いやp180の効果を出すには、効果が出るまで使いなさい!と言う言葉から今後に挑戦します。(人・動物にも無害のバラの消毒剤を開発する)

私はEMを活用してから今年9月で3年目に入ります。初心者です。これから深く研究しバラを中心に、地域の環境改善にも役立てられればと考えています。
EMについては、佐野市の神山様に「バラに良いよ!」と誘われた事が運命的な事でありました。
そして、EMエコの会・佐野の方々から、栃木市にエコの会を設立してくださいとの要望に答え、EMを知り僅か半年で、「EMエコの会・とちぎ」を設立しました。
EMに出会い思いもよらず、たくさんの方との出会いに恵まれました。
そして、昨年は「EMネット栃木」の設立にも参加することができました。
研究不足ですので、今後、更に皆様にご指導頂きたいと思います。