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夏野菜の定番、キュウリは、水分が必要な反面、過湿や水害に弱く、風当たりの強いところや日陰になりやすいところは不向きな、ややデリケートな作物です。
初心者には、遅霜の心配がなくなった頃に苗を定植し、初夏に収穫する春植えキュウリがおすすめ。 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
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●土づくり ○播種 ……育苗 △定植 ――生育期間 ■収穫 |
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1.畑の準備
定植の1ヶ月前までに、1m2当たり3kgの完熟堆肥、1m2当たり200〜500gのEMボカシII型を土に投入します。
その上からEM活性液の500〜1000倍希釈液をまき、土を耕しておきます。
2.支柱立て
2m幅の畝を立て、株間を45〜50cmとって植えつけます。
高さ2mの支柱を畝の両側から交差させる。交差させたところの横棒を渡し、ひもでしばる(合掌支柱) |
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3.定 植
苗の定植は、風がない暖かい日に行うのが理想です。苗の入ったビニールポットにEM1の1000倍希釈液をたっぷりかけましょう。
ポットよりやや大きめの穴を掘り、穴にEM1の1000倍希釈液をたっぷりかけます。 |
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根をくずさないようにポットから抜き取り、根を切らないよにていねいに植えます。 |
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ポットの土が見える程度に浅く植え、株元を周囲から軽く押さえて固定します。 |
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4.誘 引
8の字形でつるにはゆるめに支柱のはしっかりと結びましょう。 |
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5.被 覆
雨による土の跳ね返りや乾燥防止のために、畝をワラや刈り草などで被覆しましょう。
6.追 肥
草勢が衰えた時は、回復を早めるために、整枝をやめて生長点を残すようにする。また、畝間が株間に1m2当たり50〜100gのEMボカシII型を追肥する。 |
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7.収 穫
果実が20cm程度の大きさになったものから順次収穫します。 |
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