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畑で熟した真っ赤なトマトは、市販のものでは味わえないおいしさがあります。
初心者は病気に強く、育てやすいミニトマトから始めるといいでしょう。 |
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●土づくり ○播種 ……育苗 △定植 ――生育期間 ■収穫 |
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1.畑の準備
定植の1か月前までに、1m2当たり3kgの完熟堆肥、1m2当たり200〜500gのEMボカシU型を土に投入します。その上からEM活性液の500〜1000倍希釈液をまき、土を耕しておきます。
2.育苗・仮植
トロ箱などに育苗用土を入れる。土を湿らせてから1cm間隔で種をまく。
覆土は種の大きさの3倍程度
発芽適温は25〜30℃、日のよく当たる窓辺などに置き、夜間はビニールなどで覆って保温します。
種まきから4〜6日で発芽します。 |
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本葉2〜3枚でビニールポットに仮植する。
本葉が4枚の頃、葉の中心が薄い緑になるのがよい状態
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種まき後60〜70日で、本葉7〜8枚の苗ができます。
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3.支柱立て
支柱は合掌式に組み、高さ2mの支柱を畝の両側から交差させ、交差させたところに横棒を渡して補強しましょう。 |
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4.定植
1株当たり100×50cmくらいの面積が必要です。2条植の場合、2mの幅の畝を立て、株間を50cmとって植えつけます。
第1火房(花)が開花する前か、開花し始めた頃に植えつけます。トマトの花房は、全て同じ向きにつくので、収穫のしやすさを考えて、第1花房を通路側に向けて植えるようにします。
苗の定植は、風がない暖かい日に行うのが理想です。苗の入ったビニールポットにEM1の1000倍希釈液をたっぷりかけましょう。
ポットよりやや大きめの穴を掘り、穴にEM1の1000倍希釈液をたっぷりかけます。
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根鉢をくずさないようにポットから抜き取り、苗を植え穴に置きます。周りの土を寄せて、株元を周囲から軽く押さえ、固定します。 |
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8の字形で、つるにはゆるめに、支柱にはしっかりと結びましょう。
着果促進
トマトの花は、ナスやピーマンと比較すると、日当たりや天候、栄養状態によって落花しやすい性質があります。そこで着果を助けるために、EM2号の100倍程度の希釈液を花の開花時に散布します。 |
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5.収穫
定植後70日ほどで収穫が始まります。実の色は緑から白、そして赤へと変わっていきます。果実が赤く熟したら収穫適期。へたをつけて、ハサミで切り取りましょう。 |
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