特集 環境学習とEM

掲載記事:「えむえむ関東57号」より

                                    =EMネット山梨発=
EMで環境教育!
    玉穂町立玉穂南小学校校長  望月 孝之-
1.はじめに
  本校は水田が広がる豊かな自然環境に囲まれた学校である。創立10周年事業で学校ビオトープが造成され、今年県教委より「地域を育てる環境学習推進事業指定校」を受け、学校ビオトープの学習における効果的な活用を図る研究とEMを取り入れた環境教育の実
践に取り組み始めたところである。
 EMとの出会いは、北都留地区の校長会の環境教育部会に所属していた際に、一宮町の鮫谷氏からご指導を受けた時で、その後敷島小学校で給食残滓のボカシ和えの活用、米のとぎ汁発酵液のトイレ清掃や床拭き清掃への活用に取り組んだ。環境問題解決にはEMしかないと思っていたので、本校の環境学習に取り人れた。

2.本校でのEM活用と普及

写真1
 まず、EMの実力を児童や教職員に知ってもらうのが一番と考え、学校便りで米のとぎ汁の提供を呼び掛けて発酵液を作り、不足分は米ぬか発酵液で補い、プ−ルに400L程投入した。かえって水は汚れたように見えたが、体育主任からは「こんな楽なプール清掃は初めて。ホースで水をかけるだけできれいになりました。ヤゴなどの水棲昆虫もいつもの年よりたくさんいました。」との報告を受けた。勿論ヤゴなどはビオトープの池に放った。
トイレの臭い対策には米のとぎ汁発酵液を活用し、給食残滓のぼかし和えは、花壇やサツマイモ畑、用務員さんの菊作りの肥料として使用した。その生長の様子は教職員や児童(特に栽培委員)をびっくりさせている。(写真1)


写真2
 5月の校内研究会では、ユートピアこうふ緑の会代表青木のり子氏を講師に迎え、教職員全員でEMについて学習した。(写真2)また清水氏にEM廃油石鹸作りを実演していただいた。そのためEMやぼかしを使う教職員が増え、さらにPTA役員、教育委員会教育委員に生長した植物を見ていただいたところ、EMを活用する方が大勢になった。その後玉穂町母と女教師の会や愛育会でも学校でのEM活用やその効果などについて話をする機会があった。今後EMを活用する方の増加につながればと期待している。愛育会の方々への話の後、EMボカシ和えの発酵液で流しのステンレスを磨いて見せたところピカピカになり、驚きの声が上がった。話だけでなく実利のあるところをお見せでき、EMを広める上で効果的な方法となることが分かり、とても参考になった。
 3.これからの取り組み
○使用後のプールに米の磨ぎ汁発酵液の投入。
  学校便りで磨ぎ汁の提供を呼び掛けている。
  さらに同町の三村小学校や海洋センターのプールヘの投入も考えている。
○栽培委員会のEMボカシ和えでは、プランターに花作りをして、福祉施設に飾っていただく活動を
  推し進める。
EMボカシ団子をビオトープの池に投入する。
  その他、EMをさらに幅広く活用できるように考えていきたい。
以上
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