特集 生ごみの有効利用とEM  
「えむえむ関東66号」より
=EMネット千葉=

行政と連携して生ごみ堆肥化をPR  白井野菜の会 ボランティア活動から
白井野菜の会代表 若倉利勝
私たちEM白井野菜の会は、平成7年、天野前理事長が白井市に於いてEMの講演会を行った際の参加者が中心となって発足した会です。
 会員数は、正会員15名、賛助会員(EMぼかしを使って生ごみ堆肥化を行ってはいるが、入会していない準会員)20名で、毎月一回は集まり、研修会やボランティア活動を行うとともに、年一回はEM食材レストラン等へのグルメ旅行を楽しんでいます。
ちなみに、今まで「大多喜のハーブ園」や、長南町のレストラン「華舞」(現在は静岡県沼津市へ移転しました)へ行って、ハーブ茶と古代米を楽しんで来ました。
私たち野菜の会のボランティア活動は主として、白井市環境課との連携によるもので、第一番目は、毎年10月に2日間行われる白井市最大の祭り「白井市ふるさとまつり」への参加です。
毎年5000人を超える参加者で賑わうこのイベントで、私たちは、環境課が専有するテント(ブース)を使用させてもらっています。
 EMボカシによる「生ごみ堆肥化」のパネルと堆肥化中の生ごみ容器の展示、EM活性液、EMボカシ、EMW、EM石けん等のEM関連商品の展示を行い、参加者市民への生ごみリサイクルの大切さと家庭菜園の楽しさをPRします。
市環境課専有ブースで、私たちEM白井野菜の会だけは2日間にわたるパネル展示と説明会を行っているので、市民へEMの良いPRができているのではないでしょうか。
 パネル展示中、来場者の関心が高いのは、米のとぎ汁EM発酵液に関することで、この方達にはEM活性液とパンフを差し上げ、大変喜ばれました。
 またパネル展示と同時に、隣の環境課ブースでは、環境課と一体となって「ごみの分別クイズ」を行い、2日間で700名以上の参加を得ています。
分別クイズの問題は15問で、参加者には市からトイレットペーパーが参加賞として進呈されましたが、全15問正解したのは30名程度で、平均点は10点程度だったと思います。ゴミの分別精度がごみの減量化に比例するといわれる中、市民のごみ分別に対する意識は完全とは言い難く、まだまだPRの余地は大きいと思いました。
 ただ、今回の分別クイズは一工夫をこらし、問題用紙の下半分には「市のごみ分別早見表」を記載し、参加者が自分の間違いを自己採点できる様にしたのが大変好評でした。
第二番目は、毎年6月に開催される「白井市環境フォーラム」への参加で、野菜の会としての参加方法は上記ふるさとまつりと全く同じですが、会としてはフォーラムの実行委員としても参画し、広く環境問題の勉強も行っております。
 市主催のイベントの参加は、会員の自己研鑽にもなり、また市民との直接対話を通じて、市民のEMへの関心度やEMへの期待を知ることができる為、今後とも色々なイベントへの参加を考えて行きたいと思います。