Q&A

■EM団子のつくり方

はじめに
河川や湖沼のEMによる浄化運動がさらに広がってきました。EM活性液やお米のとぎ汁発酵液の投入。さらにEMボカシだんごの投入など、多くのボランティアの皆さんが力を合わせた結びの活動でさまざまな成果を挙げておられます。前回はヘドロを利用した作り方を紹介しましたが、黒かびが生えたりしてうまく発酵しないことが見受けられました。今回はヘドロを使わない作り方を紹介します。


1. 材料(ソフトボール大約25ケ分の分量)

材  料 容  量
@ 土(山土など) 10リットル
A EMボカシT型
(1ヶ月以上熟成させた米ぬか主体のもの)
1〜2リットル
B EM活性液又は米のとぎ汁発酵液 原液 1〜2リットル
C EMセラミックパウダー 10g〜20g

2. 作り方
@ 土をふるいにかけ、塊や石を取り除きます。
A 土にEMボカシおよびセラミックパウダーを入れ、よく攪拌します。
B 最後にEM活性液または米のとぎ汁発酵液の原液をジョウロなどで、散布してよく混ぜ合わせます。(写真2・3)
水分は40%をめどに調整します。水分が多すぎると団子が崩れたり、黒かびが発生したりしますので注意が必要です。(EM活性液は100倍活性液で原液を使い、10倍活性液ではそれを10倍に薄めて使用します。)

写真2 写真3

C 団子づくりは、ハンバーグをつくる時のように空気を抜きながら丸く形成します。大きさは野球ボールからソフトボールまでにします。(写真4・5)

写真4 写真5

D 出来上がったEM団子を陽の当らないところで陰干しをします。1週間ぐらいで白いカビが発生します。その後団子が硬くなれば使用可能です。(出来上がりまで2週間〜3週間) (写真6・7)

写真6 写真7

3. EM団子の投入の仕方
  EM団子は、河川や湖沼のヘドロ減少に効果的です。1mあたり2〜3個をヘドロに埋没させないよう表面に撒いていきます。EM活性液や米のとぎ汁発酵液の投入と併せて使用するとより効果的です。



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