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■EM活性液の作り方 その2
はじめに
EM活性液の作り方については、すでに「えむえむ関東23号」のEM基礎講座第7回にて掲載しましたが、最近河川や湖沼または海の浄化にEMが使用され、大量のEMを投入することから機械を使用しての活性液づくりやポリ容器での活性化など、様々な取り組みがなされております。今回は、その後の活性液づくりの新たな情報や注意点をまとめてみました。
1.材料は新鮮なものを使用
ご承知のように、EM1号は微生物を半休眠状態で製品化されており、そこでエサとなる「糖蜜」を加え、微生物を活性化させるのがこの技術です。従って、特に材料となるEM1号や糖蜜の新鮮なものを使用することが大切です。PHが下がらなかったり、いやな臭いがしたりする原因に材料の古さにある場合がありますので、仕込み時によくチェックして下さい。また、糖蜜の量は水の量の3%を目安にすると仕上がりが安定します。
2.EMセラミックで水の抗酸化力を高める
水の前処理として、EMセラミック(0.1%)を水に浸けたり、活性液の作製時にセラミックパウダー(0.1%〜0.01%)を入れたりして水の抗酸化波動を高めることは、発酵菌の増殖を促し、質の良い活性液をつくることにつながります。
3.活性化には初期温度が重要
EMに含まれる微生物の中で特に増殖してほしい乳酸菌の適温は35〜36℃ですが、一般の雑菌もこの温度域で増殖します。従って、仕込み時には少し高めの37〜40℃に温度設定して3日間この状態を保つことが必要です。その後は25〜30℃くらいで管理します。市販されている活性装置では温度管理がしやすいですが、ポリ容器などで作製する場合は初期の温度を確保できる工夫(ヒーター等)が必要です。
4.活性タンクの中は良く洗浄する
連続して活性化する場合は、活性液を1割
程度残し、そこへ新しいEMなどの材料を入れて作製するとより良い活性液ができます。しかし、間隔が空く場合はタンク内部の洗浄が必要です。そのままにしておくと、沈殿物や壁面についた白い膜が腐敗菌の増殖の原因になる恐れがあります。
5.撹拌は材料の混ぜ合わせを重点に
機械に設置されている撹拌装置は仕込み時に糖蜜を良く溶かすのに使用しますが、活性期間中ずっと作動させておくことはマイナスになる場合があります。過度の撹拌は好気性の雑菌を増やすことにもなりかねませんので、注意が必要です。
6.材料にも一工夫
最近市販されています「EM蘇生海塩」は高波動の塩で、活性液作製時に0.1%〜1%程度加えることによってミネラルの補給と波動効果をもたらし、より良い活性液ができることが比嘉教授から指導されています。ただし、大量に使う場合は経費も問題もありますので、ミネラルの豊富な天然塩に「EM蘇生海塩」を1%以上混ぜ、1週間密閉容器で寝かせてから使用する方法もあります。また、活性液の材料にEM1号のみではなくEM2号やEM3号を合わせて同量使用することも、活性液の安定や強化につながります。
7.出来上がりの目安は臭いとPH
10倍活性液では仕上がりの目安をPH3.7以下としていますが、10倍以上の活性液ではPH3.5以下を目安にします。また、「におい」では酪酸臭のようないやな臭いがでる場合がありますが、この臭いはあまり良くありません。このような場合は再度糖蜜を1%〜3%加えて仕込み直すとPHが低下したりいやな臭いがなくなることがあります。
8.活性液は早めに使用
活性液を長く保存しておきますと、また、菌が休眠してしまうことがあります。EMの効果を発揮させるには、活性した状態(ガスがでている状態)で使用することが重要です。
活性装置での具体的作製方法
1.水を機械に溜め、ヒーターを入れ、水温を40℃にする。
2.糖蜜を1〜3%加え、1〜2時間撹拌する。
3.EM1号、2号、3号をそれぞれ1%加え、セラミックパウダーを0.1%程度入れ、1時間ほど再度撹拌して止める。
4.最初の3日間の設定温度を37〜40℃にする。3日後にヒーターを切り、常温にする。
ただし、冬などの寒い期間は25〜30度に設定しておく。
5.1週間が経過したら、PHの低下(3.5以下)を確認し、30分程度撹拌して全量引き抜き、別の容器に移す。
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