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■[有機農業推進法」の今後の展開について有機農業推進議員連盟事務局長・参議院議員ツルネンマルテイさんにお聞きしました

--今後想定される展開、また展望についてお伺いいたします。
 
ツルネンマルテイ  有機農業推進法は、昨年12月8日成立、12月15日公布・施行されましたが、今後は基本方針の策定作業に入ります。農林水産省は、今年度内にも基本方針を策定したいと考えており、すでに各担当局で作業に入っています。また、この基本方針の策定は食料・農業・農村政策審議会の意見を聴いて定めることとされており、同審議会の生産分科会において検討されることになっています。現在、臨時委員(有機農業関係者等)の選定中で、1月中旬にも任命が行われる予定です。また、1月末頃には第1回の生産分科会が開かれ、今年度の基本方針策定までの間に、基本方針案の検討やパブリックコメントの手続の実施などの準備作業が行われるのではないでしょうか。

---推進計画策定にあたって農業者や消費者がそれぞれの立場でどのようなことができますか。

ツルネンマルテイ  基本方針が作られると、これを受けて都道府県でそれぞれ独自の推進計画を策定することになります。推進計画は、各自治体の地域の実情を踏まえた個性のあるものが作られると考えられます。また、法律には、有機農業推進の施策の策定にあたっては、有機農業者その他の関係者及び消費者に意見を述べる機会を付与し、そして、これらの者の意見を反映させることとなっています。農業者や消費者の皆様は声を出して、各都道府県担当者へ要望等を言って頂きたいと思っています。

---その他、この法律に関するコメントをお願いいたします

ツルネンマルテイ  有機農業推進法は、われわれ有機農業を推進する者にとって、ゴールではなくスタート・第一歩だと考えています。今後は、国や都道府県が、研究開発の促進、技術指導の普及、広報活動などを積極的に進めるよう注視していくとともに、有機農業者と消費者の相互理解の増進など現場の声を定期的に聴く機会を設けていくつもりです。また、有機農産物JAS制度との関係で、有機農業推進法に基づき生産される農産物については「有機農産物」と表示できません。しかし、この表示に関しての有機農産物JAS制度との整合性については、有機農業が普及した段階で改めて議論したいと考えております。

ありがとうございました。



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