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■有用微生物応用研究会・第12回自然農法・EM技術交流会東京大会がおわる。
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月17日・18日東京ビックサイトにて開催された東京大会は、一日目の稲作、畑作、果樹、自給菜園、環境、畜産の6分科会では合計28事例が報告されました。有機農業推進法も施行されたとあって自然農法への関心が高く、農業者や環境団体,行政など全国から700人が参加しました。
当協会からは、EMネット神奈川の嘉山進さんが畑作分科会で「農を基礎にした夢のある社会作り」を発表、同じくEMネット神奈川の角田実さんは自給菜園部会で「生ごみを活かす取り組みから始まった自給菜園づくり」を発表しました。環境分科会では、〜活動報告から学ぶパネルデスカッション〜としてEMネット茨城の恒川敏江さん、EMネット山梨の青木のり子さんが「生ごみ堆肥化」と「水質浄化」のリード発言を行いました。また、EMネット千葉の若倉利勝さんは「EMを社会の仕組みに組み込むために」との提言を行いました。
 二日目の地域づくりフォーラムは「循環型食の社会をめざして〜ティアともったいない食堂の挑戦」と題して(株)ティア社長元岡健二氏や比嘉照夫琉球大学教授が「これからの自然農法とEM技術」と題する講演会と「持続可能な社会の実現にむけて〜食と農の関係を考える」をテーマに元岡社長、比嘉教授に神奈川県農業経営士の嘉山進さんと「食育の店ロハスひまわり」を経営する竹市美知子さんによるパネルディスカッションが行われ全国から750名が参加しました。


環境分科会では埼玉県戸田市役所とNPO法人戸田ピープルネットによる「人と緑かがやく、まちづくり〜EMがつなぐ行政とNPOのネットワーク」
事例発表が行われました。(2006.11.15トピックス参照
活動報告から学ぶ全体ディスカッションでは、生ごみの堆肥化、水質浄化活動、環境教育部門にわけ大会史上はじめての試みとして、会場全体で質疑応答を繰り広げました。EM情報室の鹿島祐子さん、EM研究機構の瀬古和彦さんの巧みなコーディネイトにより会場からは沢山の意見が出されました。
環境学習ネットワーク瀬古事務局員から全国で約900校がEMでのプール清掃を行っているなどEMによる環境学習の全国状況が報告されました
千葉県白井市の若倉利勝さんは「EMを社会のしくみに組み込むために」との提言を行いました。
活動報告から学ぶ全体ディスカッション「生ごみ堆肥化」で活動報告をするEMネット茨城のNPO緑の会理事長恒川敏江さん。1000所帯の生ごみ堆肥化は現在のシステムで対応できるが、環境への意識改革の啓発には限界がある。全所帯に対応できる仕組みを模索中であると述べました。「NPOで生ごみ回収ができるのか」「活動費の調達は?」「ハエはでないのか」「悪臭はないのか」など会場からの発言も活発で関心の高さが表れていました。
もう一人のリード発言者は、NPO地域循環ネットワークの金子博理事長。新潟中越地震に見舞われ施設も大きな被害を被ったが、学校給食などの残渣を豚の飼料としまた給食の食材として提供する活動を続けています。今年の日本農業賞に輝きました。
活動報告から学ぶ全体ディスカッション「水質浄化活動」の報告をするEMネット山梨のユートピアこうふ緑の会代表青木のり子さん。「地域の環境浄化をめざして ちいさなグループでもできること、ダムの浄化のお手伝い」と題して「後世にきれいな環境を残したい。EMは答えを出してくれる」と熱っぽくリード発言を行いましたもう一人のリード発言者の名橋「日本橋」保存会の永森昭紀さんも、日本橋川の浄化には東京都中央区と千代田区などとの協力をはじめ、流域の意識の醸成が重要と述べました。 活動報告から学ぶ全体ディスカッション「環境教育」は栃木県足利市葉鹿小学校6年の柏瀬あすかさん、倉持槇朗くん、5年生橋本佳樹くん、増田和也くんが「葉鹿小学校8年間のとり組み」を発表し割れんばかりの拍手をもらっていました。質疑応答には、木暮忠博教諭や大島教頭先生が対応。会場からは「継続するやりかたを教えて」「プールへのEM活用を詳しく知りたい」「内の学校でも取り組みたい。子供対達の発表に感動して涙が出た」「カリキュラムを知りたい」「環境問題に、じゃ自分に何ができるのか。こどもに解決策があることを教える自信が出た」など多くの意見がでました。
EMネットちばの若倉利勝代表は、「EMを社会の仕組みに組み込むために〜白井市第一小学校を核とした地域環境浄化活動〜EMによるプール清掃からEM団子による河川浄化まで」と題した提言を行いました。EMは直面する課題の解決策と成りうることは理解できても、お金も人脈も道具立てもない一市民としてどう取り組めばよいのでしょう。
若倉さんは経験を元に「標準提案書」を作成し行政との協働による活動を提案しました。

「みんな環になる自給菜園〜EMで生ごみは宝ものに」をテーマに開かれた自給菜園部会。EMネット神奈川の角田実さん(生ごみを活かす会横浜代表)は「生ごみを活かすとり組みから始まった自給菜園づくり」と題して発表しました。
比嘉教授講演会をきっかけに発足した同会。都会では生ごみを活かす場所がない。それではと、静岡県富士宮に共同菜園を開設。あわせて市の食育や有機農業の推進活動を行っています。
EMネット神奈川の嘉山進さん(横須賀・長井有機農業研究会)は「農を基にした夢のある社会づくり」と発表。病気の多発する畑を借りて、EMにより見事な野菜が出来る畑に変化させた事例や用水路のヘドロが自分の畑のところだけ消えているというEMによる効果を披露しました。また海洋深層水やステビアなどEMをより効果的に使う研究を続けています。
嘉山さんの大根などの野菜はEMジャパンを通し紀ノ国屋青山店などで販売されています。
交流会。
全国18ヶ所から届けられた自然農法・EM活用の食材を使った豊富なメニューに参加者もご機嫌。参加したある行政マンは、「大会に参加してまちづくりのヒントを10指に余るほどいただいた。地域のコミニュティの醸成をどう図るか、また個人的には納得しても行政マンとしては、比嘉先生のいう『構造的ジレンマ』がたちふさがっている」と話してくれました。
今回発表された全28事例が詳しくまとめられている「EM活用技術事例集 2007」

A4判 184ページ
価格 2000円

当普及協会または、EM販売店でお求めください。


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